日本でいちばん平凡な名前の出版社
「戦間期」の思想家たち

「戦間期」の思想家たち

レヴィ=ストロース・ブルトン・バタイユ

桜井 哲夫
シリーズ・巻次 平凡社新書  216
出版年月 2004/03
ISBN 9784582852165
Cコード・NDCコード 0211   NDC 140
判型・ページ数 新書   264ページ
在庫 品切れ・重版未定
この本の内容
目次
二つの戦争の狭間で、フランスの知識人たちは芸術・思想においてどのような模索の道を辿ったのか。若きレヴィ=ストロース、ブルトン、バタイユ、マルローたちが交錯した眩いばかりの精神史。 第一次世界大戦は、一方でロシアの革命を生み出し、
また多くの青年たちの新たな思想・芸術運動を生み出した。
レヴィ=ストロース、アンドレ・ブルトン、ジョルジュ・バタイユ、
ボリス・スヴァーリン、アンドレ・マルロー、シモーヌ・ヴェイユ。
これらの思想家たちの若き日の知られざる結びつきと奮闘、
右翼・左翼への政治的彷徨、相互批判・協力・乖離のドラマ。
二十世紀後半に重要な役割を果たした思想家たちの、
思想と行動の模索の時代を描いた壮大な精神史。
プロローグ                            
第1章 囚われのアンドレ・マルロー                 
マルローという名の骨董商/アンコール遺跡とヨーロッパ人/『王道』に描かれたカンボジア
マルローの逮捕/ ブルトン、救援運動に乗り出す/ 政治への目覚めと「ランドシン」の発刊
植民地支配の中での彷徨/国際植民地博覧会と民族学研究所

第2章 フランス社会党員レヴィ=ストロースと「建設的革命」
若き日の肖像/サルトルとニザン/社会主義研究グループの結成/伝説の指導者リュシアン・エル
左翼と右翼の対立、エルの死/社会党代議士秘書レヴィ=ストロース/アンリ・ド・マンの招聘
「請願事件」をめぐる人々/「建設的革命」グループへの参加/民族学者レヴィ=ストロースの誕生

第3章 ブルトンとトロツキー、そしてナジャ
「シュルレアリスム第二宣言」まで/共産党ボリシェヴィキ化の背景/ブルトンとトロツキー
「ナジャ」という女/ブルトンの共産党入党/ブルトンの絶望感と新しい恋人
共産党への弾圧とトロツキーのソ連追放/スヴァーリンとトロツキーの決裂
「シュルレアリスム第二宣言」/「マルクス主義雑誌」の重要性

第4章 ジョルジュ・バタイユと「民主的共産主義サークル」
ブルトンの非難とバタイユの反撃/バタイユという男/コレット・ペニョとの出会い
    ベルニエとバタイユの論争/ヴェイユのバタイユ批判/バタイユとヴェイユの絆
    駆け落ちと裏切り/妻シルヴィアの軌跡

第5章 政治セクトの季節
    腐敗した政財界と右翼・左翼の攻撃/二月六日の流血事件と既存秩序の崩壊/ブルトンの奔走
    ハイデガーの弁明、アーレントの亡命/亡命者の都、パリ/バタイユのファシズム論
    挫折したコントル・アタック/ブルム襲撃とアリエス/響きあうヴェイユとバタイユ

エピローグ――戦争が露出する

参考文献一覧                              
あとがき

関連書籍

夢みる人のクロスロード

夢みる人のクロスロード

あいちトリエンナーレのコンセプトブック

  • 今日の平凡社
  • カスタム出版
  • 入れサービス