あの商品はなぜ売れたのか? 缶コーヒー「FIRE」、「生茶」「聞茶」「新・一番搾り」などを手がけた商品開発者がその発想と独自のチーム理論を公開。
激しい競争のなか、数々のヒット商品を手がけ、
“プレゼンの達人”とも称される商品開発者、佐藤章。
九〇人の部下を束ねながらもなお、
現場の第一線に立ち続ける彼の流儀とは何か。
人の能力を最大限に引き出すプロデュース術、
時代を読み、最良のアウトプットを引き出す極意とは。
ごった煮チームが天才を打ち負かす!
名うてのヒットメーカーが明かす仕事術。
“プレゼンの達人”とも称される商品開発者、佐藤章。
九〇人の部下を束ねながらもなお、
現場の第一線に立ち続ける彼の流儀とは何か。
人の能力を最大限に引き出すプロデュース術、
時代を読み、最良のアウトプットを引き出す極意とは。
ごった煮チームが天才を打ち負かす!
名うてのヒットメーカーが明かす仕事術。
はじめに
第1章 「一番搾り」リニューアルの舞台裏
ロングセラー商品が持つリスク
「とりあえずビール」はもはや死語
健康ブームと「本物志向」
従来のファンを裏切ってはいけない
リニューアルの方向性が見えた瞬間
日本独自の価値とは何か
「このコンセプトなら心中できる」
商品は世に出たら、消費者のもの
第2章 落ちこぼれからのスタート
自分のやりたいことはモノを作る現場にある
「よろず型営業」で俯瞰力を磨く
開発部門への異動、そして挫折
「つくるんじゃない。醸し出すんだ」
キリンビバレッジへ異動
チームの力で缶コーヒーの常識をぶっ壊す
従来の組織構造を打ち破る
チーム制=合議制や民主主義ではない
コラム 商品開発の掟十四か条
第3章 “確信犯”がヒットを生む
どう仮説を立てるかで新商品の成否は決まる
サイコロジカル・マーケティング
思考軸1 「嗜好品」か「大衆商品」か
思考軸2 俯瞰で広く市場を見渡す
思考軸3 時代の気分と逆の方向に行ってみる
思考軸4 歴史は繰り返す――サイクルとトレンドに注目
思考軸5 帰納法か演繹法か
非連続”を生まなければ会社は死んでしまう
テクニック1 カウンターパンチをくり出せ!
テクニック2 「くくり上がり」&「軸ずらし」
ヘビーorライト? どのユーザー層を掛け合わせるか
消費者が心で何を感じるか
コラム サプライズを探せ!――「午後の紅茶」リニューアルの場合
第4章 商品開発は異種格闘技
「壁打ち」で共犯意識を高める
刺激的な球で化学反応を起こす
ごった煮チームが天才を打ち負かす
危機感の共有が会議を盛り上げる
コラム 世界初アルコールゼロへの挑戦――「キリンフリー」開発秘話
第5章 言葉をいかに磨くか――会議とプレゼンの技法
ひと言で言い表すことが基本原則
ジュワ! ボッ! あえて擬態語を使ってみる
「くるくる」が若者の心をとらえたワケ
毎日、言葉の“筋トレ”を行なう
プレゼンシート一枚=六〇字以内!
枯渇する前にインプットのシャワーを浴びる
インプット1 テレビ一〇倍速ザッピング
インプット2 若い女性に人気の店&飲み屋めぐり
インプット3 異分野の人の講演会&展覧会
インプット4 ノンジャンルでDVD&CDを買い込む
インプット5 プライベートな「壁打ち」
インプットを五種類のノートに書き出す
ノート術1 スケッチブックにアイデアを描き出す
ノート術2 会議で出たすべての発言をメモ
ノート術3 火知りとの壁打ちを記録
ノートとアイデアが密接にリンク
第6章 縄文サラリーマンのすすめ
サラリーマンだからできることがある
上司のために仕事をしない
縄文人タイプと弥生人タイプ
カマス理論から考える組織のあり方
上司が部下にできるのは、“場”を与えること
愛情がなければ人の心に入っていけない
目利き×火知り対談 佐藤章×佐藤可士和 ものづくりはコミュニケーション
時代を動かす源泉は個人×個人
「チビレモン」をやって独立を決めた
目に見える“クリエイティブな部分”は氷山の一角
“背骨”がシャンとすれば消費者の見る目が変わる
信頼関係の前提は、ビジョンを共有できるかどうか
あとがき
第1章 「一番搾り」リニューアルの舞台裏
ロングセラー商品が持つリスク
「とりあえずビール」はもはや死語
健康ブームと「本物志向」
従来のファンを裏切ってはいけない
リニューアルの方向性が見えた瞬間
日本独自の価値とは何か
「このコンセプトなら心中できる」
商品は世に出たら、消費者のもの
第2章 落ちこぼれからのスタート
自分のやりたいことはモノを作る現場にある
「よろず型営業」で俯瞰力を磨く
開発部門への異動、そして挫折
「つくるんじゃない。醸し出すんだ」
キリンビバレッジへ異動
チームの力で缶コーヒーの常識をぶっ壊す
従来の組織構造を打ち破る
チーム制=合議制や民主主義ではない
コラム 商品開発の掟十四か条
第3章 “確信犯”がヒットを生む
どう仮説を立てるかで新商品の成否は決まる
サイコロジカル・マーケティング
思考軸1 「嗜好品」か「大衆商品」か
思考軸2 俯瞰で広く市場を見渡す
思考軸3 時代の気分と逆の方向に行ってみる
思考軸4 歴史は繰り返す――サイクルとトレンドに注目
思考軸5 帰納法か演繹法か
非連続”を生まなければ会社は死んでしまう
テクニック1 カウンターパンチをくり出せ!
テクニック2 「くくり上がり」&「軸ずらし」
ヘビーorライト? どのユーザー層を掛け合わせるか
消費者が心で何を感じるか
コラム サプライズを探せ!――「午後の紅茶」リニューアルの場合
第4章 商品開発は異種格闘技
「壁打ち」で共犯意識を高める
刺激的な球で化学反応を起こす
ごった煮チームが天才を打ち負かす
危機感の共有が会議を盛り上げる
コラム 世界初アルコールゼロへの挑戦――「キリンフリー」開発秘話
第5章 言葉をいかに磨くか――会議とプレゼンの技法
ひと言で言い表すことが基本原則
ジュワ! ボッ! あえて擬態語を使ってみる
「くるくる」が若者の心をとらえたワケ
毎日、言葉の“筋トレ”を行なう
プレゼンシート一枚=六〇字以内!
枯渇する前にインプットのシャワーを浴びる
インプット1 テレビ一〇倍速ザッピング
インプット2 若い女性に人気の店&飲み屋めぐり
インプット3 異分野の人の講演会&展覧会
インプット4 ノンジャンルでDVD&CDを買い込む
インプット5 プライベートな「壁打ち」
インプットを五種類のノートに書き出す
ノート術1 スケッチブックにアイデアを描き出す
ノート術2 会議で出たすべての発言をメモ
ノート術3 火知りとの壁打ちを記録
ノートとアイデアが密接にリンク
第6章 縄文サラリーマンのすすめ
サラリーマンだからできることがある
上司のために仕事をしない
縄文人タイプと弥生人タイプ
カマス理論から考える組織のあり方
上司が部下にできるのは、“場”を与えること
愛情がなければ人の心に入っていけない
目利き×火知り対談 佐藤章×佐藤可士和 ものづくりはコミュニケーション
時代を動かす源泉は個人×個人
「チビレモン」をやって独立を決めた
目に見える“クリエイティブな部分”は氷山の一角
“背骨”がシャンとすれば消費者の見る目が変わる
信頼関係の前提は、ビジョンを共有できるかどうか
あとがき