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神社の起源と古代朝鮮

岡谷 公二
シリーズ・巻次 平凡社新書  704
出版年月 2013/11
ISBN 9784582857047
Cコード・NDCコード 0239   NDC 382.2
判型・ページ数 新書   248ページ
在庫 在庫あり
この本の内容
目次

神社信仰の成り立ちには、渡来人の痕跡が拭いがたく刻まれている。近江から敦賀、出雲、三輪、韓国の慶州までを歩きながら、古代朝鮮半島に日本の原始神道の起源をたずねる。 日本固有のものとされてきた神社信仰だが、その起源においては、新羅・伽耶を出自とする渡来人の痕跡が拭い難く刻まれている。好評の前著『原始の神社をもとめて』に続き、日本海沿岸から韓国の慶州へと至る旅路のなかで、原始神道における始まりの謎に迫る。
日本と古代朝鮮をつなぐ信仰の知られざる系譜。

第一章  近江への旅
白鬚神社へ/豪族三尾氏と継体天皇
鉄と渡来人/余呉の羽衣伝説/新羅の影
豪族息長氏の地にて/園城寺と新羅善神堂
天日槍の痕跡/神社信仰の成り立ち

第二章  天日槍の問題
渡来をめぐる問い/天日槍とは誰か
神宝から分かること/熊神籬の意味/出石神社
出石と鉄/韓国神社から気比神社まで

第三章  敦賀という場所
伊奢沙和気=天日槍説/常宮神社と産小屋
白木の村で/敦賀の重要性/信露貴彦神社と久豆彌神社
振媛の出自をめぐって/大湊神社と豪族三尾氏

第四章  出雲と新羅
出雲の特殊性/消された新羅の痕跡
韓国伊太 神社の問題/出雲の深層
刻まれたルーツ──古墳、出土品、地名
神社信仰の原点/巨大神殿建立の謎

第五章  三輪信仰の謎
祭神の問題/出雲と大和の関係
近年の仮説/なぜ異族の神が祀られたか
渡来人の足跡/鉄をもとめて
出雲人の東漸/穴師たちの巡行

第六章  新羅から来た神──宇佐八幡をめぐって
香春再訪/古宮八幡に導かれて
宇佐八幡の起源/辛嶋波豆米の記憶

第七章  慶州の堂
堂信仰の歴史/済州島にみる原初の面影
離島の条件が可能にしたもの/新羅に眠る神の森
慶州へ/堂山木を探して
古代の聖林/樹齢千年の欅
聖なる森の系譜──日本と朝鮮をつなぐもの

あとがき
参考文献

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