日本でいちばん平凡な名前の出版社
聴竹居

聴竹居

藤井厚二の木造モダニズム建築

昭和初期に建てられた、日本の気候・風土と日本人の暮らしに適った理想の住宅が、京都・大山崎に今も残る。公式ガイドとして初刊行。

松隈 章
古川 泰造 写真
熊倉 功夫
矢ケ崎 善太郎
シリーズ・巻次 コロナ・ブックス  200
出版年月 2015/03
ISBN 9784582634976
Cコード・NDCコード 0052   NDC 521.85
判型・ページ数 B5変   144ページ
在庫 在庫あり
この本の内容
目次

大きくて見通しのよい居室、大パノラマが満喫できる縁側――。
近年、天皇・皇后両陛下が訪問されたことで話題となった理想の住宅。
各室の細部まで初公開づくしの公式ガイドブック

 


「そこまでやるのか!」 藤森照信(建築家・東京大学名誉教授)

 

昭和の初め、“実験住宅”と称した家を何棟も建て、住み心地を検証し続けた建築家・藤井厚二。「聴竹居(ちょうちくきょ)」は1928年(昭和3)、藤井が自邸として京都・大山崎の地に建てた最後の作品である。日本の気候風土、和洋を融合させた空間構成は絶妙で、日本の住宅の理想形を実現した建築と認められるが、長らく知る人ぞ知る存在であった。本書はその全貌を克明に紹介、加えて八木邸など藤井が残した他の建築も網羅的に追う。

 

■聴竹居の四季

■日本人の理想の住宅を追い続けた建築家・藤井厚二と「聴竹居」
01 条件
02 気流
03 軒と庇
04 屋根
05 平屋
06 調和
07 窓

一屋一室
08 居室
09 食事室
10 読書室
11 縁側

客室と床の間
12 客室と床の間
13 調理室(台所)
14 和紙と障子

閑室と下閑室
15 閑室
16 下閑室(茶室)

■N邸茶室
 にじり口/客座の窓/床の間/点前座/網代天井/水屋

■藤井が手掛けた注文住宅「八木邸」
 居間/食事室/調理室

○藤井デザインの家具
 椅子/テーブル/暖房器具
 室内を飾る藤井デザイン/「聴竹居」のディテール

○室内に調和をもたらす藤焼
 花器/茶碗・菓子鉢・日常雑器/香合・皿・置物

○藤井厚二の生涯
「後山山荘」(福山市鞆町)/「喜多邸」(京都・北白川)

○参考――『日本の住宅』各論概説
○「聴竹居」「八木邸」「後山山荘」見学案内
○藤井厚二 年譜

■寄稿
「洋服を着た日本趣味」熊倉功夫
「茶室を設計した建築家・藤井厚二」「酒徳という大工」矢ケ崎善太郎
「母から聞いた祖父の思い出」小西伸一
  • 今日の平凡社
  • カスタム出版
  • 入れサービス