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京のたしなみ

京のたしなみ

美しい暮らしの奥義

京都人のたしなみの在り方を「ケジメ」「おあつらえ」「お稽古」のキーワードで探る。ハレとケを美しく往き来する暮らしの奥義とは。

別冊太陽編集部
シリーズ・巻次 別冊太陽 > 日本のこころ  259
出版年月 2018/02
ISBN 9784582922592
雑誌コード 6620148
Cコード・NDCコード 9439   NDC 382.162
判型・ページ数 A4変   160ページ
在庫 在庫あり
定価2,640円(本体2,400円+税)

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この本の内容
目次

京都独特のスタンスである「始末」の精神。それを見事に、美しく極める京都人の「たしなみ」の在り方を、ケジメ・おあつらえ・お稽古というキーワードより探る。

巻頭言 京のたしなみ 山折哲雄
巻頭対談 市川猿之助×千 宗屋─京のたしなみを語る

その壱「たしなみ」を育む
ケジメを知る─京町家のハレとケ

今に生きる京町家 吉田家の四季
歳迎え/建具替え/祇園祭/冬座敷
町家、ビル、そして町家へ
『歳中覚』に見る京商家の食と暮らし 杉本節子
『歳中覚』を読み解く

洛中放談 祭、暮らし、京おんな 吉田孝次郎×杉本節子
無名舎・吉田塾/杉本家住宅案内

その弐「たしなみ」を身につける
お稽古に通う─京の気と風をならう
京都で小鼓を習う[幸流 曽和鼓堂]
京都お稽古体験記 村田沙耶香
お稽古を終えて

歌道[冷泉流 冷泉貴実子]

京舞[井上流 井上八千代]

煎茶[小川流 小川後楽]

華道[池坊 池坊専好]

香道[志野流 蜂谷宗玄]

狂言[大蔵流 茂山千五郎]

一般公開・定期公演案内
伝統芸能一日体験

旦那衆のたしなみ[金剛流 青曜会]
宗家に聞く─謡会、いまむかし 金剛永謹
そして、次世代へ 金剛龍謹

花街のたしなみ 大竹 聡

その参「たしなみ」を磨く

お誂えに馴染む─良きものを、長く
お誂え虎の巻
 
衣──[京ごふく おか善][祇園ない藤]
住──[辻和金網][桶屋近藤][源金吉 八木庖丁店][山武扇舗][福野孔祥堂]
食──[菱岩][塩芳軒]

はじめてのお誂え ブレケル・オスカル
かみ添 嘉戸浩/HIBIFU 昆布尚子/大亀文美

永楽屋 細辻伊兵衛商店の手ぬぐい今昔

直して使う、長く慈しむ 浅野登巳子 ほか
西陣織の五五〇年─織物の街のたしなみ─ 米原有二

エッセイ
神さん、仏さんのお供え 新木直人
町を聴く 青木奈緒
幻の京 長塚京三
知の庭に遊ぶ 澤田瞳子

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