西行から芭蕉にいたる平安~江戸時代を、タブーを無視して縦横に斬る――老熟の作家と気鋭の歴史家による刺激に満ちた「異端の日本史」談義。
「西行は自ら命を絶った!?」「芭蕉は007!?」「あの人も男色!?」「連歌師は戦争広告代理店!?」「〈芭蕉=忍者〉説の真相は!?」……隠密と男色と見立てからひもとけば、知られざる日本史が見えてくる。
〈目次〉
まえがき 磯田道史
その一 西行とその時代
〝才能の窓〟があく院政期
北面の武士の実態
ショッキングだった西行の出家
鎮魂の精神
心を空に
奥州行は諜報活動!?
旅と西行と能
保元の乱と平治の乱
男と男の〝絆〟
処刑の嵐がもたらしたもの
源義経と真田幸村
平家の優しさと文明度
〝みだれた黒髪〟の衝撃
崇徳の呪いと平家の滅亡
「願はくは」の謎
美と死が同居した時代
*西行関連年表
その二 連歌の流行と俳諧の誕生
暗示と比喩──政治用語としての和歌
〝言挙げしない国〟
「有心」から「心の共有」へ
「花の下の平等」──政治クラブとしての連衆
宗祇と芭蕉をつなぐ糸
連歌のなかに生まれた俳諧
〝戦争広告代理店〟としての連歌師
夢のお告げ?
西行から芭蕉へ
酒と連歌と踊念仏
レッツ字比べ!
「犬」と卑下した山崎宗鑑
俳句界の若冲!? 西山宗因再発見
その三 芭蕉とその時代
大坂城の埋蔵金のゆくえ
連歌から俳諧へ
俳諧はモバイル
江戸行きという選択
江戸屋敷の位置考
着ぐるみと隠密の関係
能と芭蕉
伊達仙台藩と大淀三千風
材木と水道の力
蕉門の組織性と芭蕉の神格化
其角という広報宣伝部長
持つべきものは
見えないものを見る
俳句の博物館
「見立て」と〝芭蕉の危険〟
*芭蕉関連年表
あとがき 嵐山光三郎
歌句索引
まえがき 磯田道史
その一 西行とその時代
〝才能の窓〟があく院政期
北面の武士の実態
ショッキングだった西行の出家
鎮魂の精神
心を空に
奥州行は諜報活動!?
旅と西行と能
保元の乱と平治の乱
男と男の〝絆〟
処刑の嵐がもたらしたもの
源義経と真田幸村
平家の優しさと文明度
〝みだれた黒髪〟の衝撃
崇徳の呪いと平家の滅亡
「願はくは」の謎
美と死が同居した時代
*西行関連年表
その二 連歌の流行と俳諧の誕生
暗示と比喩──政治用語としての和歌
〝言挙げしない国〟
「有心」から「心の共有」へ
「花の下の平等」──政治クラブとしての連衆
宗祇と芭蕉をつなぐ糸
連歌のなかに生まれた俳諧
〝戦争広告代理店〟としての連歌師
夢のお告げ?
西行から芭蕉へ
酒と連歌と踊念仏
レッツ字比べ!
「犬」と卑下した山崎宗鑑
俳句界の若冲!? 西山宗因再発見
その三 芭蕉とその時代
大坂城の埋蔵金のゆくえ
連歌から俳諧へ
俳諧はモバイル
江戸行きという選択
江戸屋敷の位置考
着ぐるみと隠密の関係
能と芭蕉
伊達仙台藩と大淀三千風
材木と水道の力
蕉門の組織性と芭蕉の神格化
其角という広報宣伝部長
持つべきものは
見えないものを見る
俳句の博物館
「見立て」と〝芭蕉の危険〟
*芭蕉関連年表
あとがき 嵐山光三郎
歌句索引