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江戸の目明し

江戸の目明し 新刊

時代劇でつねに活躍する目明しは単なる正義の味方などではなかった。豊富な史料から、犯罪者が目明しになるという驚きの事実を語る。

増川 宏一
シリーズ・巻次 平凡社新書  887
出版年月 2018/08
ISBN 9784582858877
Cコード・NDCコード 0232   NDC 322.15
判型・ページ数 新書   184ページ
在庫 在庫あり
この本の内容
目次

江戸の治安を守る捜査要員である目明しは、正義の味方として、テレビの時代劇や時代小説で大活躍する。しかし、彼らは本当に正義の側に立っていたのだろうか。
本書では、その驚くべき実態を克明に記す。目明しは元・犯罪者であり、しばしば悪業を働いて告発されていた。そして目明しが「必要悪」として採用され活動していた理由は、幕藩体制の経済的余裕のなさであった。実在の史料に基づくスリリングな実態解明の書。



はじめに
第一章 天保期の世相と目明し
一、三之助事件
二、碁打ち林元美
三、町人のぜいたく
四、町民への規制
五、歌舞伎への敵視
第二章 天保の改革と目明し
一、出版規制
二、彩色禁止
三、賭博禁止
四、名主と公事人
五、その他の規制
第三章 目明しの実態
一、目明しの始まり
二、目明しは必要悪か
三、目明しの悪業
四、同心上申書
五、与力と同心
第四章 幕藩体制の歪み
一、水野忠邦の失脚
二、調査の続行
三、改革の緩み
四、目明しの肥大
五、幕藩体制の矛盾

おわりに
あとがき
参考文献一覧

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