さくらももこ 『ちびまる子ちゃん』を旅する
貴重な資料や証言、原画からその秘密に迫る
山岸凉子『日出処の天子』古代飛鳥への旅
飛鳥ルポ、徹底インタビューで迫る名作の謎
「太陽の地図帖」名作漫画シリーズの最新刊は待望の『有閑倶楽部』!
少女漫画の女王・一条ゆかりの代表作にして日本漫画史上に輝く
大ヒット作品の背景には、豊穣な日本文化が描かれている。
日本画、怪奇、仏像、建築、食などの専門家による徹底解説により、
作品の新たな魅力にスポットを当てる。
名作「幽霊なんかこわくないの巻」で描かれた
著者の故郷・岡山県の蛇様伝説のゆかりの地を訪ねるルポを敢行のほか、
商業誌デビュー50周年を迎える著者へのロングインタビューも掲載。
熱烈愛読者のジェーン・スー、ヤマザキマリ、瀧波ユカリが尽きせぬ作品の愛を語るエッセイも。
【担当編集者より】
一条先生の『有閑倶楽部』は、かつて「りぼん」っ娘だった私にとって、『有閑倶楽部』は、乙女チックな作品が並ぶ雑誌の中で、一味違う大人の漫画、でした。日本各地の怖い話、美術や茶道、骨董などの日本文化など、大人の世界が描かれていました。
気づけば『有閑倶楽部』で学んだことがたくさんある――。この気づきが企画の出発点です。巻頭エッセイのジェーン・スーさんには、そんな気づきを見事に言語化していただいています。そうそう、あったあった!と懐かしい気持ちで本をめくっていただけたら嬉しいです。
貴重な資料や証言、原画からその秘密に迫る
飛鳥ルポ、徹底インタビューで迫る名作の謎