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「平凡社新書って何?」とお思いの方のために、
まずはその疑問にお答えします。
その歴史・・・・
 
平凡社新書は1999年5月20日、8点を刊行して創刊されました。
前年には文春新書、同年には集英社新書、2001年には光文社新書が創刊されるなど、新書を刊行する出版社が増えた時期でした。記念すべき第1巻は吉村昭 『わが心の小説家たち』。以降、現在(2009年5月)までの刊行点数は、467点を数えます。

その刊行スケジュール・・・・
 
毎月16日頃に書店店頭に並びます(曜日や地域によって多少異なります)。
毎月5点程度を刊行します。

その編集方針・・・・
 
創刊時のキャッチフレーズは「自分を広げる、世界が変わる」。
新書を読んで自分の知識を広げれば、世界そのものが違って見えてくる、というコンセプトでした。そして2009年5月の創刊10周年を機に、さらに現代人の知る楽しみに幅広く応えていきたいという思いから、「いろいろだから面白い」という合言葉のもと、リニューアルを行いました。この言葉は古代ローマの思想家キケローの「Varietas delectat.」という箴言を日本語にしたものです。

そのデザイン・・・・
 
創刊から10年間は、赤と白を基調にした装幀でした。
現在でも大半の新書は中央に色面を置くデザインが多いのですが、平凡社新書ではそれを逆転し、赤色の地に白い十字路を配置し、そこにタイトルを置くデザインとなりました。
十字路はさまざまな情報や知が行き交う社会を、その上空を飛ぶ鳥(ハヤブサ)は、それをつぶさに観察する平凡社新書を象徴しています。

2009年の創刊10周年にともなうリニューアルでは、ブルーの地の中央に白い楕円が登場。この楕円は「広場」を象徴しています。
〈十字路〉から〈広場〉へ。
にぎやかで楽しい、知の魅力にあふれたメディア。そんな願いを込めて、平凡社新書は生まれ変わりました。
また、リニューアルに際しては、書名がタテ組/ヨコ組のいずれにも対応できるようになっています。
ちなみに、デザインはどちらも菊地信義さんによるものです。



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